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    多様な企業の集まりパーツ

    ハンドル

    鞄は多くのパーツから出来ており、その数はハンドバッグ等で約20~30、ビジネスバッグで100以上にもなります。

    中でも“鞄の命”とも言われるパーツがハンドル(持ち手)。
    一番長く接する部分であり、持ちやすさや手触りなどが鞄の印象をも左右するからです。

    全国でも希少な豊岡のハンドル専門メーカーでは、品質だけでなくコストや納期の要求に応えようと、半機械化の製造ラインを整えています。
    しかし、機械だけでは芯材とそれを包む素材にすき間が空き、シワの原因になってしまうため、縫製の工程では職人が手作業で、一点一点絞りながら縫い上げます。

    小さなパーツですが完成までには多くの工程があります。
    一例をあげると、裁断→革漉き→糊付け→芯を包む→プレス→縫製→カット→磨きの8段階。
    各工程の中にもさらに細かい手順があり、「磨き」の場合で、下塗り→面取り→粗削り→下塗り→中仕上げ→削り→磨き→本仕上げ。
    直線部分にこの作業を行い、その後、首(両端)も同様に加工します。

    ハンドルは荷物の重みを支える部分でもあります。
    ダメージが起こりやすい箇所を予想して補強方法を考え、接着剤はオリジナルの調合でオーダーします。


    皮革加工

    鞄に用いられる素材は皮革・合成皮革・帆布・ナイロン など多様です。
    強度・軽さ・機能性など、目指す仕上がりに合わせて選びます。

    皮革は、さわり心地の良さ、使い込むほどに深まる色、品のある美しさが特長。
    顔料か染料か、着色方法によっても風合いが変わります。染料は顔料に比べて粒子が細かい分、もとのテクスチャーが透けて見え、経年変化も楽しめますが、その分、皮革の品質が問われます。

    タンナーから仕入れたままではなく、鞄メーカーでも加工します。
    縫い合わせる箇所が分厚くならないよう部分的に薄くする必要があり、漉き機の歯の立て方や力加減により、ミリ単位の微調整を行います。

    もとは生き物の皮膚ですから、一枚の皮革の中でも、繊維が詰まっている背は固く、腹はやわらかいなど部位によって密度が異なり、繊維の方向で伸びやすさが違うため、用途によって部位を見極めます。

    美しさや耐久性、手触りを左右する重要な工程が「コバ磨き」。
    毛羽だった皮革の断面を薬剤で固め、バフやサンドペーパーで磨く作業を何度も繰り返します。


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